はじめましょう

この活動では、生徒達は、モンシロチョウとアブラナ科植物の間のダイナミックな関係を直接経験する機会を得ることでしょう。生徒達は責任を持って、生活環を通して植物と蝶の世話をするでしょうし、ノートに観察記録をとっていくでしょう。

始める５日前に

１．モンシロチョウの卵をIn The Woods注文しましょう。(ただいま、準備中です)
２．マニュアルに従って蝶の飼育箱を組み立てましょう。
３．モンシロチョウのマニュアルに従って、アブラナ科の種を蒔きましょう。卵が届いたときには、植物は、4-6日すでに育っていることが望ましいです。

活動の開始日（0日）

・卵が着いたらすぐに箱を開けましょう。５日育ったアブラナ科の植物の上に、卵の付いたパラフィン紙をおきましょう。もしあなたの生徒達がすぐに卵を観察できないのなら、観察の後に卵のついたパラフィン紙を置いても結構です。
・蝶の飼育と植物の栽培については以下を参照して下さい。
　 モンシロチョウのマニュアル
　 ウイスコンシンファストプランツのマニュアル
・蝶と植物の生活環の詳しいステージについては、こちらの(6-7),(8-9)ページを見て下さい。
・19日までは、蝶の飼育箱は24時間ランプを点けて下さい。19日後は、タイマーで一日18時間に照射時間を減らして下さい。
・本などを使って、植物とランプの間の距離は、10 cmにして下さい。植物が成長して大きくなったら、本は取り除いて下さい。

１日目から35日目まで：２つの生物の生活環

「平衡」は、生命のいつ頃か

次の５週間、生徒達は、蝶と植物の世話をして、蝶と植物がいかに成長し、発生し、成熟し、生殖するかを直接経験する機会を得ることでしょう。２種の生物の生活環を記録することは、生物を混同する危険性もあります。蝶と植物はお互いに依存しています。蝶の幼虫は、植物全体を食い尽くしてしまう能力を持っています。２つの集団（蝶と植物）は、本当にバランスを持って生存するでしょうか。

探究と説明

探究と説明は、生命の平衡wの２つの鍵となる構成要素です。多くの方法で、生徒達は、自分自身の学び方で「生命の平衡」における探究と説明に責任を持っています。生徒自身の観察、説明、質問は、彼らの生命に対する探究を導いてくれるでしょう。

生徒達は、全ての活動を通して、蝶と植物の世話をする責任がある。（詳細は、同封しているチラシを見て下さい。モンシロチョウのマニュアル、ウイスコンシンファストプランツのマニュアル）生徒達が蝶と植物を観察したとき、生徒達は、観察を記録し、生徒のノートの質問に答えるべきである。それから、与えられた質問に答えることにより、いかに生物が成長し、発生するかを説明すべきである。

生徒達が２つの生物の生活環の観察を終えたとき、この小さくて成長の早い植物と頑丈な自然の侵入者がお互い関係していること、ダイナミックな相互関係については、学習に無関心な子供でさえ夢中にするでしょう。

 

さらに深い理解のために
・生活環に関する考察と質問（13ページ）の幾つかを尋ねて下さい。
・あなたの生徒の学年とカリキュラムに合わせて質問を計画しましょう。
・生徒達に、疑問を持たせましょう。
・実験を計画したり、証拠を集めたりするような考えを持たせましょう。
・モンシロチョウとアブラナ科植物を教室でどのように使うか
　といったことについての詳しい情報は、こちらを見て下さい。
　生活環についての詳しい情報とたくさんの写真が掲載されています。

活動の終わりに

生徒達が探究の終わりにノートをまとめたときに、生徒達は、蝶と植物の一生を記録しているでしょう。成長、発生、成熟、生殖、相互関係に関する詳細な記述、描画、説明は、２つの生物集団がバランスを保って生きていくことができるかどうかを主張する証拠となるでしょう。