28-40日 交尾と産卵

成虫の交尾行動を観察する

 

飼育箱に数頭の蝶を移して数日後に交尾行動が観察されたらすぐに、産卵行動を誘発するように産卵できるような植物を置きましょう。雌の蝶は、2週間にわたって、産卵し続けます。もしあなたができる限り多くの卵を集めたいと思ったら、飼育箱にフィルムケースの砂糖水供給器とフィルムケースの産卵器を置きましょう。(こちらを見て下さい。>>

・あなたが産卵器を用意するとき、アブラナ科の植物、キャベツ、ファストプランツ、カブなどの葉をフィルムケースのまわりにくっつけましょう。

・フィルムケースの口が開いた方を上にして、パラフィン紙を上に貼ります。その上に糊で葉をつけます。

・産卵器を飼育箱に入れます。

・蝶が産卵器に着地したとき、フィルムケースの縁に沿って産卵します。

・パラフィン紙が卵で一杯になったとき、取り除いて、別の場所に移します。もし、次の生活環まで保存しておきたいと思ったら、冷蔵庫に入れましょう。パラフィン紙は、タッパーウエアなどで2日間保存することができます。

 

 

 

 

糞のワークシート

成虫の摂食実験

活動−
成虫が異なった色の花の蜜を好むかどうか。

材料:
・成虫
・最低2つの砂糖水供給器
・最低2つの色の異なった食べ物

34ページに示されているようにフィルムケースの砂糖水供給器を作りましょう。そして、異なった色にしましょう。黄色、青、緑、赤などです。それを飼
育箱に置いて観察しましょう。

質問:
・蝶は一つの色のみを好むでしょうか。
・あなたはどのようにしてこの結果を定量化しますか。

蝶を通常販売されている飲料水で飼育してみましょう。例えば、赤、オレンジのゲータレードなどです。

交尾行動の観察

成虫が飛び立ったら、飼育箱に入れ続けて下さい。新しく羽化した蝶は、24時間以上アブラナ小屋に置かないで下さい。

もし雄と雌が同じ箱の中にいたら、交尾を1日か2日が続きます。雄と雌はどのような行動をするでしょうか。

蝶は体全体にある化学受容器を通して世界についてのたくさんの情報を得ています。蝶では、化学受容器は外骨格全体にある神経細胞であり、環境にあるさまざまな化学物質に反応します。それらは、鍵と鍵穴の関係に似たように機能します。特別な化学物質が化学受容器に反応したとき、神経の鍵穴に入るのです。これは、蝶に化学物質が出会ったことを知らせます。例えば、蝶の脚の附節にある器官は溶けた砂糖を感知します。蝶は附節が感知した花の蜜を飲むために吻を伸ばします。人間も化学受容器を持っています。一つは舌にある味蕾ですし、もう一つは鼻の中にあります。

雌の蝶は、しばしば重要な化学受容器を前脚に持っています。この化学受容器は、産卵に適切な植物を見つける手助けをします。これらの化学受容器は、脚の後ろのとげの付け根にあります。雌の蝶は脚を植物に叩きつけて、植物の液体を出します。とげに沿った化学受容器は、蝶に正しい植物であるかどうかを知らせます。

モンシロチョウは、野外で捕まえたら、1週間から3週間飼育することができます。多くの農地では、モンシロチョウは害虫と見なされています。もしあなたが蝶が自然に死ぬ前に探究活動を終えたら、冷蔵庫に一晩入れておいて処分することができます。

愛しすぎ

蝶の飼育箱では、交尾した雌が明らかに雄を避けている様子を見せることがあります。あなたは最初見たとき驚くでしょう。あなたは観察したり記述することができますか。(ヒント:雌の腹を見ましょう)

屋外では、あなたはしばしば雄の蝶が雌を追いかけているのを見ることができます。雌は伝統的な上昇飛行で雄を避けることができます。雄は雌を追いかけて上空に上がります。しばらくすると、雄は疲れて地上に戻ります。一方雌は花の蜜を探しに上空に上がり、産卵のための植物を探します。


母は、もっとも良いものを知っている。産卵の選択と準備

 

活動
雌の成虫の蝶は産卵するために特別な植物を好むでしょうか。

材料
・最低2つの産卵器(作成にはこちらのページを見て下さい。)
・最低2つの異なった植物の葉。アブラナ科を勧めます。(ファストプランツ、キャベツ、カラード)あるいは(レタス、ホウレンソウ、デンダイブ)

すでに述べたように産卵器を作成しましょう。交尾した雌を蝶の飼育箱に異なったはと一緒に置きます。

質問: どんな種類の葉を雌の蝶は産卵のために選ぶでしょうか。

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