いかに昆虫が小さい卵から成虫の蝶になるのかといったことは、魅力的な過程です。蝶の生活環の探究は卵から始まります。一日目から、生徒達は、観察を行い、生活環に関する予想をし、データを集め、質問をするようになります。ひとたび、卵が孵化すると、この生物の生物学は開かれます。生徒達は、生物の様々な生活環だけでなく、この生物が植物を摂取し、環境の一部となっていることも理解します。蝶の発生のそれぞれのステージは、政党に観察と分析の機会を与えます。蝶と植物を育てることを通して、生徒達は、実験と探究の世界へ導かれます。

このマニュアルは、探究活動の一部として実験器具の操作方法と計画により科学技術を強調しています。探究に関する全ての情報と考えは、教師と生徒がともに活動するよう示されています。

このマニュアルにおける詳細で複雑な内容は、中等レベルの真ん中ぐらいのレベルです。同時に、小学校、高等学校、大学の学部段階にも充分適用できるでしょう。多くの活動と概念は、個別の学習や非公式の学校にも適しています。

多くの直感的な上達は、研究者によってなされます。それは、これらの生物に対して多くの知識を持っているからです。 ラリー　アン　オットー コロラドの教師

　

　

　

　

　

なぜモンシロチョウか -(Pieris rapae)

ウイスコンシンファストプランツプログラムは、教室における生物の探究のモデルとしてモンシロチョウを開発しました。モンシロチョウは、幼稚園から高校、大学まで科学的な探究の過程を理解するの有効であるように使用されました。モンシロチョウは、分子レベル、細胞レベル、集団レベル、生態レベルにおいて生物の基本を学ぶのに適しています。多くの理由で、教師にも、生徒にも、研究者にとって理想的です

• モンシロチョウは、卵から成虫まで35から45日で育てることができます。
• モンシロチョウは、学校や実験室で低コストで、リサイクルできる用具で飼育できます。
• モンシロチョウの幼虫は、アブラナ科の幅広い植物で飼育できます。それは、ファストプランツ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなどで、スーパーマーケットで簡単に入手できます。成虫は、砂糖水と蜜を含んでいるもので飼育できます。
• モンシロチョウは、ファストプランツの生活環と同調して飼育することができます。これは、発展した探究に向いています。
• 教室で1回もしくは数回、モンシロチョウを飼育することにより、教師は、子供達に、質の高い探究、終わりのない探究を全てのレベルと全ての子供に提供できます。
• モンシロチョウは、アメリカの多くの州に生育しています。それだけでなく多くの国でも生育しています。春から秋にかけて、教師と生徒達、親達は、屋外でモンシロチョウを観察することができます。モンシロチョウの野外の生態を観察したとき、教室で飼育したことを通じて理解したことは、さらに深くなります。
• モンシロチョウは、庭の植物から卵や幼虫を集めることもできますし、購入することもできます。