スケジュール
スケジュールと育てるカレンダーが準備されたとき、アブラナの植物を植え、蝶の卵を注文することができます。この活動を通して、調整能力が育つでしょう。生物を育てる場合は、スケジュールはだいたいの目安となります。
指示
教師が蝶を育てるために知りたいことの全ては、少しずつ示されています。付録には、植物を育てたり、装置を作ったりするための特別な指示が掲載されています。
それぞれのページの枠外に付加的な探究の質問と指示が、それぞれの指示に加えて示されています。
準備
キャベツと蝶の注文
蝶の卵は、In The Woodsで注文することができます。種のあと1週間して卵が届きます。これは、卵が届く少なくとも5日前に植物を植えるようになっているからです
2種類のアブラナ
アブラナの種が混ざったものは、蝶の卵の到着の5日前です。
*アブラナの種の混ざったものは、様々な種を含んでいます。それは、ファストプランツ、カブ、ダイコンです。あなたは、園芸店でこれらの種を購入することもできます。(ファストプランツは、IntheWoods.で購入可能です。)
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蝶の卵の注文
蝶の卵の注文は、あなたの生徒達と活動をはじめる1週間前に注文する必要があります。注文先は、In The Woodsです。ただいま、準備中です。
・卵は届いてから2−3日で孵化するでしょう。
・卵が届いてからすぐにアブラナに置くことはとても重要です。
・卵はパラフィン紙に包まれているか、小さいプラスチックの箱に入っているでしょう。
産卵
・蝶も含めて全ての昆虫は、卵で生命が始まります。雌の成虫の蝶は、植物の近くを飛んで、葉の裏に腹部をつけて産卵します。
・卵は産卵直前に受精されます。子孫の性別は、そのときに決まります。
・蝶は、産卵後、幼虫の世話をしません。しかし、雌は、食べ物の近くに産卵します。
・多くの雌の蝶は、直接食草となる植物に付着するように少量の糊を分泌します。
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卵は小さいプラスチックのバイアル(試験管)の中にパラフィン紙に包まれて届きます。ゆっくりパラフィン紙から卵を出して、鉢の中の幾つかのアブラナ
の子葉の上に置きましょう。教室にある鉢の数によって、あなたは、パラフィン紙を幾つかに分けることができます。触らないように、傷つけないように気
をつけましょう。
卵は温度によりますが、孵化するには、3-5日かかるでしょう。
胚発生
・新しい昆虫は、卵黄の外側に形成されます。
・受精後37時間後までに、体壁は広がり、体節化が始まります。口肢の原基は形成し始め、新しい気門(呼吸管の入り口)は、見え始めます。
・57時間までに、胚は芋虫の形になります。
・次の60時間の間に、昆虫の原基は、形作られます。卵殻に包まれている間に、昆虫は、骨格であるクチクラを形成します。
孵化
・幼虫は、大きな顎を使って、卵に穴をあけ、卵から出てきます。そして、卵の殻の残りを食べます。
・孵化した幼虫は、とても青白いクリーム色をしています。ほとんど透明です。
共食い
・幼虫が孵化すると、食べ物を探します。もし食べるものがなかったなら、幼虫は隣の未成熟な幼虫を食べます。
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なぜ雌のモンシロチョウは、卵をアブラナ科の植物に産卵するのか。
全てのアブラナ科の植物は、グルコシノレートと呼ばれる化学物質を含んでいます。あなたの口の唾液によって活性化されたら、グルコシノレートは、特別の香りを発します。(ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、ダイコンなどです。)
このような生物に含まれる化学物質は、ある昆虫には魅力的でも、ある昆虫は寄せ付けないという利益があります。モンシロチョウは、アブラナに惹きつけられる昆虫の一つです。モンシロチョウは、アブラナ科の植物で生活し、生殖を行います。
このような強い香りのため、アブラナ科の植物は、鹿やウサギを寄せ付けません。哺乳類では、幾つかのグルコシノレートは、肝臓にあるガンの原因物質であるニトロソアミンを無毒化することを助けることが見つかりました。
アブラナの種を噛んでみましょう。どんな味がするでしょうか。辛いですか。
卵の解剖学
・モンシロチョウの卵は、円錐形でクリーム色をしています。卵の高さは、だいたい1.5 mmで、たいてい葉の裏に見つかります。
・卵を覆っている卵殻は、水を通しません。しかし、卵を受精させるために精子が通ることができる小さい穴が開いています。これらの穴は卵門と呼ばれます。
近寄ってみる
あなたの生徒達は、顕微鏡下で卵を見たことがありますか。卵を記述して描いてみましょう。
卵同士が似ているのか、異なっているのか記述してみましょう。
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